スリルとミステリアス 道後山縦走記

道後山三座縦走

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道はすぐに無くなり、腰から背の高さ、時には頭を越す高さの藪になった。
時々、後ろをふりむきながら歩く。赤い帽子が見え隠れする。
離れるとヤバイなあ・・・そう思った。
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今日はハイキング気分。
トイレ休憩で寄った道の駅=「庄原ゆめさくら」は朝市の人ごみでごった返し。
P空き待ちで並んでいる車の横=対向車線をすりぬけて、上のPに駐車。
(ここはホントにゆめさくらのPか?)
トイレの後に、パン屋さんで、ピザとカレーホットドックを買ったあたりから、
気分はすっかりピクニック。
 

実際、10時に月見が丘から歩き始めて、20分とたたないうちに展望台で
おやつのピザとカレーホットドック。
道後山山頂まではルンルン歩き。正午よりはかなあり早く山頂に着き、
味噌汁を作って、おにぎりを食べた所までは楽しいピクニックだった。
(いあ、その後も十分楽しいハイキングだったのだが)

 
道後山に何度か登った人なら知っていると思うが、山頂手前のコブあたりから
左手=北側・下側に一本の登山道と東屋が見える。
ずっと気になっていた道。今日は時間もたっぷりある。
同行のはなみんさんに行ってみたいと打ち明けると、
行って見ましょう・・・と、同意してくれた。

初めての事前調査無しの冒険登山だ~。

巻き道へのルートを辿ると、左「持丸登山口」・右「月見ヶ岡・岩樋山」の標識。

下刈りもしてあり、方位としては目的地方向・広めの登山道を持丸方向へ。
さくさく、クマザサのすがやかな匂いと、やわらかな足裏触感。
たのしみながら、進みます。
 
はなみんさんが何度も「目的の山に向かってますよねぇ」と心地よい声かけ。
ほどなく、目的の東屋到着です。

鳥取からきたという年配のご夫婦と会話。

マツムシソウと吾亦紅が一面に咲くので見に来たけど、
今年は少なくて期待はずれだったそう。

思い切って「持丸山というのはどの山ですか?」と聞いてみた。
「持丸山という山はないですよ。このあたり一体、林道下の集落が持丸という地名です」

持丸登山口の標識を見たとき、完全に「持丸山登山口」と思い込み、
持丸山に登れれば登り返そうと大きな勘違いをしていた事に気がついた。
(今写真を確認したら、標識はやはり持丸山登山口になっていた。がるるるるぅ)
ここで、このご夫婦と話をして道を聞かなかったら、
そのままこの道を(道後山)持丸登山口まで降りてしまい、
国道10数キロのトレッキングをしなきゃいけなくなる所だった(滝汗)

そして、数10メートル戻った所、「多里大山 1224m 50分 藪こぎあり」の手作り標識から、すぐそこの山に登れる・・・と聞いた。

行きがけの駄賃ぢゃないけど、「ぢゃ登ってこ」とカルイ乗りで多里大山縦走へ。
そして、冒頭のような藪こぎ登山になった。

多理大山から降りてくる二人連れ(やはりご夫婦?)に出合ってほっとする。
「藪こぎだけど山頂まで行けますよ」
でも、最後に女性の方が「相当ひどいですけどね」とぼそっ。

ほんとにひどい藪こぎ。道は・・・無い(笑
テープがあるのでかろうじてルートから外れていないことが確認できる。
山頂まで結局藪こぎでかなりな疲労感。
 

山頂には崩れかけた石の祠とお地蔵様。
まわりは藪なので、失礼して狭い石の祠の上で休ませてもらった。

でも、文句言いながらも、実は相当楽しかった。
一人だと不安で仕方なくなっている所なのだろうが、二人だし、
あまり不安感なく冒険気分なのだ。子供の頃に戻ったようだった。
小学校の時、学校の帰り、初恋の女の子と一緒に、山の奥の堤(用水池)に、
低木や草を踏み分けて遊びに行った時の事を想いだした。

下山も当然藪こぎ。道を間違えそうになると、
時々はなみんさんが前になって歩く。
穏やかで、やはらかな感じのはなみんさんだけど、
子供の頃はけっこー「やんちゃ」だったのかも(こらっ

最後はなんだかあっけなく、元の道に出た。
刈り払いされたクマザザのじゅうたんに腰かけて一休み。

引き返して、大池横の巻き道を回って、岩樋山へ登り返してから下山。
涼やかな風と初秋の青空の下、無になって楽しめたハイキングでした。
 

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